名護市汀間区 7月踊り
2019/08/25 名護市汀間区において 隔年にて旧盆(旧暦7月13-15日)の後 開催される 7月踊り を観覧しました
場所は 立派な造りの 汀間地区会館
汀間区の村踊りは 廃藩置県後より始まったという 歴史ある行事
今回は 当日の演目抜粋にてご紹介してまいります
久米ハンタメー
久米島発祥の唄 灌漑用水により田畑が豊かになった物語の唄
加那ヨー(かなーよー/愛しい人よの意)
農村における愛しい人を思う唄
まみどーま(八重山民謡)
竹富島に生まれた働きもので美しい女性のことを歌ったうたであると言われています
浜千鳥(はまちどり)
首里王府より地方に落ちた士族が浜千鳥の鳴き声から郷愁を唄ったものと言われています
海のチンポーラー(ちんぼーらーは巻貝/にし貝)
巻貝の内容から転じて那覇の遊郭の内容までコミカルな唄
汀間当(てぃーまとぅ)
ご当地名護市汀間区に伝わる 首里出身の役人神谷と 村の娘加那の恋物語の唄
上り口説(ぬぶいくどぅち)
この曲は首里より薩摩への旅を唄ったものです
子供エイサー
長者の大主(ちょうじゃのうふす―)
祝賀の翁(おきな)踊り 長老(福神の例え)が地域に福を与え祝う 豊年を祈願する物語です
松竹梅
「松」は「揚作田節」「竹」は「東里節」「梅」は「赤田花風節」「鶴・亀」は「黒島節」と「下原節」総踊りは「夜雨節」と「浮島節」で踊る
お祝いの宴は遅くまで続きました