Vol.3 夏空に映えるユウナの花
こんにちは!梅雨も明け、大変過ごしやすい季節が到来?と思いきや、まさかの猛暑!!
沖縄県内では、家の中で熱中症になり救急搬送される方が増えています。
平年値より高い気温が続き熱中症患者が増加し救急病院の中には受け入れを制限するケースも出ている様です。
皆様、今年の夏を安全の過ごす為に、夜間は水分をこまめに取りに行くとして、寝る前の水分摂取やエアコンの
意識的な使用を心掛けましょう!
当NPO法人高嶺副理事長が2ヶ月に1度、定期的に投稿している「iroiro沖縄」内「やんばるスケッチ」の記事を
今回は第3弾を掲載いたします。高嶺副理事長ご自身で書いた趣のある絵と、風情のある文章をお楽しみください✿
塩屋湾に灯るキャンドル
大宜味村は約8割近くが山林で、林業と少ない平地と段々畑で農業などを生業(なりわい)としている。
近年埋め立てによって企業立地や学校の公共施設建設等で新たな村づくりが進められている。
東シナ海に細長く面する村は、かつて塩屋湾河口部分や宮城島(周囲によって2.8キロ)によっての陸路が途切れていた。
そのため、向こう岸に行くには、湾沿いの道で遠まわりをするか、渡し船を使っていた。1963年に塩屋橋がかり陸続きの
村となった。
塩屋湾は湖のような穏やかな水辺を常に保っていて、水際の花木(オオハマボウ「沖縄名:ユウナ」)に黄色い花がたくさん
咲いていているが、夕方になると赤っぽく変色して落花しているのも、また風情がある。
そんな湾内での夏のイベント「白浜ナイトキャンドル(森と湖に親しむ旬間)」に、村人たちの手作りでペットボトルを
加工してローソクを灯して自然環境の再生やエコを考えた地域活性化の取り組みがなされている。
夕日が沈む頃、夏の陽射しに別れを惜しむかのように約4千本のキャンドルが水辺にゆらゆらと灯る。
☆高嶺 晃(たかみね あきら) -やんばる花街道観光協会/副理事長-
☆Iroiro沖縄 https://iroiro-okinawa.com/